
なかの農場
- グラフィックデザイン
- パンフレット
- ロゴ
兵庫県丹波市の農業法人「なかの農場」様のA4三つ折りパンフレットを制作しました。なかの農場様は、地域資源を活かしたバイオマス輸送事業を展開してきた中野産業から派生し、耕作放棄地の増加という地域課題に向き合うかたちで農業部門を立ち上げた企業です。WEBサイト(EC)の立ち上げ後、ブランド力向上と販路拡大を目的に、WEBサイトと連動する対面営業用ツールとして本パンフレットを作成しました。
デザインでは、WEBサイトと世界観を揃え、配色・フォント・写真トーンに至るまで統一感を徹底。オンライン・オフライン両面でブランドイメージの一貫性を強化しています。内容面では、単なる商品紹介にとどまらず、「なぜ農業に取り組むのか」「どんな土地で育った米なのか」というストーリーを自然に読めるように再構成。手に取っただけで農場の想いが伝わる設計としています。
また、食卓の豊かさを想起させる写真素材も撮り下ろし、視覚的に商品の魅力が伝わるビジュアルを構築。質感にもこだわり、光沢を抑えた高品質な用紙を使用することで、丹波ブランドらしい上質な世界観を支えています。
さらに、パンフレットの世界観をそのまま昇華するかたちで「なかの農場」のブランドロゴを活用したのぼり旗も製作。黒地に金文字のシンプルかつ力強いビジュアルで、イベントやマルシェ出店時における視認性とブランド認知向上を図りました。
mission
(課題・狙い)
- ECサイトとのデザイン統一により、ブランドイメージの一貫性を高める
- 手に取っただけで農場の理念・丹波の土地の魅力が伝わるパンフレットを目指す
- 高級感と親しみやすさを両立した紙面設計を行う
- 限られた時期での撮影を成功させ、自然な世界観を演出する
- 将来的なパッケージ展開も見据えたロゴの整備(縦横対応)
- マルシェ出店時などの対面販促に耐える、耐久性・視認性を重視したのぼり制作
solution
(やったこと)
- ECサイトと完全連動したデザイン(配色・フォント・写真トーン)を設計
- 農場の理念、丹波という土地の強み、米作りのこだわりをストーリーで伝える構成設計
- 食卓シーンや豊かな田園風景の撮影ディレクション、必要な小道具の調達サポート
- 質感にも配慮し、手に取った時の高級感を感じられる用紙を選定
- イベント用ののぼり制作では、黒地×金文字のビジュアルでブランドイメージを強化、屋外耐久性に配慮した生地・インク選定で、長期間使用に耐える仕様とした



project data
(プロジェクト詳細)
- Client
- なかの農場株式会社
- Date
- 2023.1
- Director
- 有賀 史朗
- Designer
- 有賀 史朗
- Photographer
- 竹内 吉崇