
OneThree
- グラフィックデザイン
- パンフレット
- ロゴ
- 名刺
兵庫県丹波市で障がい者支援を手がける「一般社団法人 One Three」様のパンフレットを制作しました。同法人は、「仕事・住まい・生活介護・支援・デイサービス」を一貫して提供できる地域密着型の支援体制を整えており、丹波市内でも中核的な存在です。
今回のパンフレットでは、行政窓口や支援機関に設置されることを前提に、幅広い読者が直感的に理解できる構成を重視しました。福祉業界特有の複雑なサービス体系を「仕事」「生活介護」「居宅介護」「住まい支援」という4つの軸に整理し、それぞれの役割や連携の仕組みをわかりやすく可視化。文章表現は、専門用語を極力排除し、すべての文にふりがな(ルビ)を付与することで、障がい者当事者やご家族にも配慮しています。
また、利用者の方々の日常風景をふんだんに盛り込み、「支援する・される」という関係性を超えた、自然な温かみやリアリティを伝えるデザインに仕上げました。ロゴマークも新たに開発し、直線だけで構成したハートモチーフに「13」の数字と市島の山並みを重ねることで、優しさと信頼感、地域性を内包したビジュアルアイデンティティを構築しています。
パンフレット全体としては、One Three様が大切にしている「利用者一人ひとりに寄り添い、地域で支え合う」という理念が、自然に伝わるトーンを目指しました。
mission
(課題・狙い)
- サービス体系が複雑で外部に伝わりにくいため、誰にでもわかる構成に整理
- 障がい者当事者や家族にも配慮し、全文章にふりがな(ルビ)を付与
- 利用者のリアルな日常を盛り込み、温かみと親しみを伝える
- 法人の顔となる新しいロゴマークの制作
- 行政窓口や支援機関にも設置できる正式なツール作成
solution
(やったこと)
- 法人理念・事業体系を4つの軸に再整理し、パンフレット構成を設計
- 全文にふりがなを付け、専門用語を極力排除したライティング
- 利用者の写真を多く掲載し、リアルな雰囲気と温かみを演出
- ロゴマークを新規開発し、ハート・地域性・法人名を象徴的にデザイン
- 優しい色調・親しみやすいデザイントーンで、福祉の安心感を表現




project data
(プロジェクト詳細)
- Client
- 一般社団法人One Three
- Date
- 2019.10
- Director
- 有賀 史朗
- Designer
- 有賀 史朗
- Photographer
- 竹内 吉崇