倉本測量ドローンアカデミー

WEBサイト
サービスサイト

兵庫県丹波市の測量会社「倉本測量様」が新たに展開するドローン講習事業「倉本測量ドローンアカデミー（KSDA）」のWebサイトを制作しました。KSDAは国土交通省登録講習機関・DPTA認定校として、実務経験豊富な講師が、測量・農業・建設といった実務用途に向けて高度かつ安全性の高いドローン操縦技術を指導するドローンアカデミーです。
本サイトでは、「本格的でプロフェッショナルな印象」をWeb上で明確に打ち出すことを目指しました。ファーストビューでは、スピード感あるアニメーションと強い色彩で訴求力を演出。「Be a Drone Pro.」というキャッチコピーとともに、専門性・本気度・新しさを同時に訴える設計としています。
特にサイトの設計では、「コース内容」「レッスンの流れ」「練習場所」「卒業後サポート」など、受講希望者が事前に知っておくべき情報を的確に構造化。信頼性の担保と安心感の醸成を図りました。
また、ネーミングやロゴの開発段階から携わるなかで、ドローンスクールとしてのブランディングの起点となる仕組みを構築。多様な業界・用途に対応できる柔軟性を残しつつ、初期フェーズにおける訴求の強さと信頼性を両立した、プロフェッショナル感あふれるサイトに仕上げています。

mission

(課題・狙い)

ドローンスクールとしての知名度を高め、既存の競合との差別化を図りたい
プロフェッショナルなドローン操縦技術が学べる場所としてのブランディングをしたい

solution

(やったこと)

サービス名称やロゴ制作から参画し、マーケティング視点でのコース設計・整理をサポート
「Be a Drone Pro.」というコピーとアニメーション表現によって、印象的な導入と差別化を実現
コース比較・受講の流れ・サポート内容などを整理し、受講検討者が判断しやすい構成を徹底

design concept

(制作に込めた意図)

コンテンツ構成の意図：ドローン講習を“まじめで、安心して学べるもの”として提示

KSDAは、測量会社が運営する実務直結型のドローンアカデミーであり、ホビー感覚のスクールや一括資料請求サイトに掲載されるような民間講習とは異なる価値を持つ。
そのため、構成としては「価格の安さ」「早さ」「楽しさ」といった軸ではなく、専門性・実践性・講師の信頼感を軸に据えた内容設計とした。
対象となるユーザーが抱えやすい「本当に使える技術が身につくのか」「修了後の実務にどう活かせるのか」といった疑問を、明快に解消できるよう、受講内容・カリキュラム・講師情報・対応分野・アフターフォローを簡潔に配置。
民間でありながら、公共測量にも携わる現場のプロが教えるという立場を明確化し、“測量現場を知る人による講習”という独自価値を一貫して伝える構成とした。
UI/UX設計の意図：一人でも迷わず、安心して申し込める導線へ

講習を検討する人が一人で情報収集から申込み判断までを完結できるよう、申込フロー・対応資格・必要日数・金額感といった判断要素を、整理された導線上に配置。
カリキュラム紹介、申し込み方法などをモジュール単位で展開することで、情報の重さや順番に応じて“軽く読み流せる部分”と“丁寧に読み込む部分”の設計上の強弱を設けた。
PC・スマートフォンどちらの環境でも視認性と操作性が損なわれないように、余白・タイポグラフィ・ボタン配置を最適化し、講習そのものの「安心感・堅実さ」が、閲覧体験そのものからも感じられるよう設計している。
ビジュアル演出の意図：測量会社による講習の“確かさ”を直感的に伝える

ビジュアルは、ファーストビューは多層的なアニメーションが織りなす動きやインパクトが強い構造をとることで、KSDAのブランドイメージを強く意識させる構造に。
それ以降は、講習風景や実務機材の写真を用いて、「実践的な学びができそう」という確かな空気感を提示し、単なる「かっこよさ」ではなく、“現場で活きるスキルが身につく”ことを視覚的に伝える写真や構図を優先した。
また、ブランドコピー「Be a Drone Pro.」を核に、タイトルやテキストにも“技術を習得する側の視点”を貫くことで、他スクールとの線引きを明確に表現。