
亀井商店
- WEBサイト
- コーポレートサイト
兵庫県丹波市でガス・水道・電気・リフォームなど、地域のライフラインを幅広く支える「亀井商店」様のWebサイトを制作しました。
1926年創業で、まもなく100年を迎える老舗企業でありながら、現3代目の社長はSNSや紙媒体も積極的に活用するなど、情報発信に強い関心を持ち、時代に即したブランディングを推進されています。
サイトでは、ガスのみならず水道・電気・リフォームまで対応できる体制を「まるごと任せられる地元業者」として整理・表現。
トップでは企業の堅実さと先進性の両立が感じられるよう、ロゴカラーをベースにしたブルー系のスタイリッシュなデザインで構成しました。
コンテンツは、更新負荷を最小限に抑えながらも伝わる情報設計を重視し、網羅性より信頼性を意識。求人ページも将来的な人材確保を見据えて配置し、企業の「今」と「これから」が自然と伝わる構成に。社長の細やかな要望に丁寧に応えることで、熱意がしっかりと反映されたWebサイトに仕上げています。
mission
(課題・狙い)
- ガス以外にも水道・電気・リフォームまで対応していることを地元の人に広く認知してもらいたい
- 安全性が求められるガス設備について、信頼できる業者であることを視覚的に訴求したい
- 将来的な人材確保を見据えて採用導線を整えておきたい
- 地元密着の安定企業としての信頼感と、3代目社長による先進的な姿勢の両立を表現したい
solution
(やったこと)
- 「ライフラインはすべて亀井商店に任せられる」というブランドメッセージを明確に構成
- 各事業の紹介は、丁寧かつ簡潔にまとめ、信頼性と親しみやすさを両立
- 実績紹介は更新前提ではなく、少ない情報でも魅力が伝わる静的設計とし、更新負荷を軽減
- ブルーを基調にしたデザインで、誠実さ・先進性・地域密着の3要素をビジュアルで表現
- 求人ページでは、企業の雰囲気や歴史が伝わる内容を掲載し、将来の採用を見据えた構成に









design concept
(制作に込めた意図)
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コンテンツ構成の意図:地域密着のインフラ企業としての総合力を明確に伝えるために
地域に根ざした総合インフラ業者としての強みを整理し、「ガス屋さん」にとどまらない多角的なサービス展開を伝える構成とした。
LPガス・水道・電気・リフォームという複数の生活インフラを一括で担えることは、地域住民にとって大きな安心材料となる。その全体像を明確に示すことで、「名前は知っているが、依頼したことはない」層にも信頼を促す狙いがある。
また、強みや採用、施工事例といったコンテンツを通じて、企業姿勢や対応品質まで視覚的・言語的に表現し、ブランドの深化を図っている。 -
UI/UX設計の意図:サービス範囲の広さと安心感を「迷わず」「心地よく」伝えるために
主にスマートフォンからの閲覧を想定し、視認性と導線の明確化を重視。サービス内容が多岐にわたるため、トップページから各詳細ページへ迷わず辿り着ける構造とした。
青を基調としたブランドカラーに統一し、各ページ共通の下層導線やCTAの配置で、サービス理解と問い合わせまでの動線を整理。特にガス・水道・電気の各分野は、同一テンプレートで構成することでUIの一貫性を担保し、ユーザーの認知定着を促している。 -
ビジュアル演出の意図:暮らしを支える誠実なプロフェッショナルとしての印象づけ
「ガスの火=青」のイメージに呼応した青基調の配色を軸に、冷たすぎず、親しみも感じさせるトーンで統一。社員や現場の写真は清潔感とプロフェッショナル感の両立を意識し、地域住民にとって「近くて、頼れる存在」というブランドイメージを体現する構図で撮影・選定している。施工写真ではリアルな現場感を伝えることで、地域密着企業としての実在感と信頼性を高めている。
- 「ガス屋」から「ライフラインの専門家」への認識転換を促す情報整理と構成
- 多角的なサービス内容を、用途別・目的別に整理し、分かりやすく可視化
- 青基調のビジュアルと写真選定によって、「清潔感・誠実さ・信頼性」を統一的に訴求
- スマホ閲覧を意識したシンプルな導線設計で、情報迷子を防止
- 地域住民にとって「近くて、頼れる存在」というブランド像を丁寧に構築
project data
(プロジェクト詳細)
- Client
- 株式会社亀井商店
- Date
- 2021.11
- URL
- https://kk-kameis.co.jp
- Director
- 有賀 史朗
- Designer / Coder
- 有賀 史朗
- Photographer
- 竹内 吉崇