
中野産業
- グラフィックデザイン
- パンフレット
株式会社中野産業様は、戦後の鉄鋼販売業を源流に、法人化以降、製紙工場内作業や木材チップ運送事業へと事業領域を拡大してきた企業です。現在では、特殊車両60台以上を保有する大型運送事業を主軸に、燃料供給(エース石油事業)や農業法人(なかの農場事業)など、多角的な展開を図る総合企業グループへと成長されています。
そこで今回、コーポレートサイトとデザイン・世界観を統一し、営業先・銀行・農協・求職者といった多様なステークホルダーに向けた新しい会社案内パンフレットを制作。限られた予算下でも最大限の品質を担保すべく、代表取締役のご理解のもと、構成・デザインを一任いただき、打ち合わせ回数を最小限に抑えながら、短期間で高クオリティなアウトプットを実現しました。
デザイン面では、ブランドカラーであるブルーを基調に、未来への躍動感をイメージさせるカーブラインを採用。事業紹介では、運送と農業の各ページにおいてビジュアルとストーリーを効果的に連携させ、「社会を支える物流」「丹波の地で育む農業」という2軸の強みを端的に伝えています。
今回の制作は、単なる会社案内の刷新にとどまらず、「中野産業」というブランドの現在地と未来志向を、力強く、誠実に、わかりやすく伝えるための第一歩となっています。
mission
(課題・狙い)
- 営業先・金融機関・農協・求職者など、多様なターゲットにわかりやすく現在の中野産業像を伝える
- コーポレートサイトとのデザイン統一により、ブランドイメージを一貫させる
- パンフレット単体でも機能しつつ、自然な形でWEBサイトへ誘導できる構成とする
- 予算制約の中でも、質を犠牲にせず、効率よく高クオリティなアウトプットを目指す
solution
(やったこと)
- 事業領域を「大型運送」と「農業」の2軸に再整理し、シンプルに伝わる構成を設計
- コーポレートサイトと連動した配色・フォント・トーンで、統一されたブランド世界観を構築
- 制作工数を圧縮しながらも、パンフレット単体でも企業力を訴求できるクオリティを維持




project data
(プロジェクト詳細)
- Client
- 中野産業
- Date
- 2025.4
- Director
- 有賀 史朗
- Designer
- 有賀 史朗
- Photographer
- 竹内 吉崇